永世です。
不景気にあえぐ日本をいかに景気対策するか…
そこで、現在内閣主導で始動し始めたのが、「クールジャパン戦略」
という、世界市場に向けた日本全体のブランディングです。
クールジャパン戦略について、一通り全体像や資料を見た上で
この国の未来について、私なりに「思うところ」について論じます。
クールジャパン戦略とは?
クールジャパンは、外国人がクールととらえる日本固有の魅力(アニメ、マンガ、ゲーム等のコンテンツ、ファッション、食、伝統文化、デザイン、ロボットや環境技術など)。lクールジャパン戦略は、クールジャパンの、①情報発信、②海外への商品・サービス展開、③インバウンドの国内消費の各段階をより効果的に展開し、世界の成長を取り込むことで、日本の経済成長につなげるブランド戦略。
引用:クールジャパン戦略について
簡単に言えば、日本のサブカルチャーやオリジナルのコンテンツを
もっともっと国全体として全面に打ち出すことで
世界に対して日本の魅力をブランディングしよう!という取り組みになります。
そこで、日本に対して魅力を感じた外国人が
日本に来て外貨を落としてくれることで
日本という国全体が潤うというわけですね。
このイメージ戦略から景気を復興させるという手法として
ハッキリ言って、間違いではありません。
なぜなら、成功の実例があるから。
シンガポールがまさにその一例です。
現在、世界中から富豪や旅行客が集うシンガポール。
観光に行きたい国として、非常に高い人気を博しています。
ですが、元は本当になにもない国でした。
そこから、町おこしならぬ「国興し」が始まりました。
「貿易の国」というイメージを徹底化し、
街の住人に対しても、ポイ捨てに対して厳罰を科すなど
環境美化に徹底。
まさに、「国を挙げてのビジネス戦略」と
「国家総動員での観光客に対する接待体勢」を敷いたおかげで
「どの国よりも観光客や外国人を歓迎する国」として
大量の外貨を集めることに成功。
そして、一流資本国の仲間入りをしたという
まさに「イメージ国家」ということです。
これこそ、まさにブランディング。
とはいえ、別にシンガポールの真似をする必要はありません。
また、いまさら真似を出来ないでしょう。
クールジャパン戦略のメリットとは?
では、クールジャパン戦略のメリットとはどこにあるのでしょうか?
・資源の少ない日本でも、物的な生産ではなく、コンテンツ(情報)生産で経済力を高めることが出来る
私も情報発信を生業にしているものですが
まさにこの点がメリット。
「情報作成・発信」には、物的な資源は必要ありません。
物質的資源に乏しい日本だからこそ
精神的資源・文化的資源・技術的資源で勝負していくというのは
全く間違いではありません。
・イメージアップによって、外国からの外貨を獲得できる
大阪にカジノ誘致が始まっていることからも
日本政府は全体的に
「いかに外国人を誘致するか」ということに対して
経済の舵を切っていることが見て取れます。
日本の経済を豊かにするのは、外国人相手にビジネスをすること。
それは間違いないですし、私としても同意できます。
今後、外国人相手の観光産業に対して
日本はより力を入れていくでしょう。
そうすると、英会話が出来る人や
ガイドと言った職業の方が
比較的有利になっていくでしょう。
クールジャパン戦略の失敗の問題点とは?教育に対する提言
クールジャパンを打ち出していくならば、
物的生産力以上に、情報・コンテンツ生産力の高い人間…
知的・文化的・精神的に優れたセンスを持つ
高い情報発信力を持った若い世代の第頭が必要です。
…と考えたときに、私が思うのは
この国は、教育に対する注力が甘すぎる、という点。
特に、最近でも待機児童問題などがさわがれたことが
目新しいですが、どう考えても
子供の教育に対してもっと力を入れていくべきでしょう。
入れていくべきと言うか、もっともっと、子育て世代をバックアップしないと
この先の未来はどうしようもありません。
実際、このメディアを運営していても
お子さんをお持ちの方で、経済的に困窮している方の相談が
毎日毎日山のように届いてきています。
それだけ、子育て世代に厳しい国になっているということの
片鱗を強く感じているわけですが…
ただし、「力を入れろと言っても、そんなお金どこにあるんだ」
という反論もあるかもしれません。
ただ、私がここで
「教育に力を入れましょう」
と言っているのは、安直に
「教育に対してもっと金をかけましょう」
という意味だけではありません。
例えば、教育についても、教科書の質を上げるとか出来るはずです。
あるいは、コピーライティングを使えば、
生徒のモチベーションを高めながら
効果的に学習してもらうことだって出来るわけです。
あるいは、教育の動画コンテンツ化とか。
単純に保証金を出すこと以外にも
・子どもたちに、高い学習意欲を持って教育を能動的に受けさせる
・その結果として、高い生産力を持つ、創造的な人間を増やす
ということ自体は「アイデア」と「工夫」次第でいくらでも出来てしまうわけです。
少なくとも私が教科書書いたら、もっと面白くできる自信はあります笑
クールジャパン戦略をブランディングの観点から論じてみた
こういったクールジャパン戦略について
私が思うところを述べてきたわけですが
やはり、IT化の時代が激しいここからの時代
生き残るのは、情報を扱う職業の人だということです。
詳しくはプロフィールページや
こちらのページ
に書いてあるとおりです。
そして、コピーライティングというスキルさえあれば
その情報を生産することは無尽蔵に出来てしまうわけです。
そしてその「情報」を、ネット上の媒体で意図的に配置すれば
自分の売りたいコンテンツを、思うがままに配信していけるということ。
その力を持つマーケッターが不足していることも
日本の抱える問題点です。
例えば、アニメの販売やブランディングにせよ、
DRMの観点からマネタイズすれば
もっと効果的に商品を売っていくことも出来るはずなのですが…。
起業する人、労働者をマネジメントして価値を生産する
リーダーを教育する体勢が甘すぎます。
私は、もっと「考える力」を高める
実践的な教育をすべきだと思います。
これから、情報の流通や市場が拡大していくこの世界…
いかに早くその世界に足を踏み入れるかということが
これからの時代の成功者になれるかどうかの分かれ目になります。
とまあ、壮大なことを語りましたが
こういったマクロなお話も抑えておくと
世間の人のニーズや関心が分かってきて
自分のビジネスに役立つ場面も多々あります。
私自身は、日頃、ボランティアやビジネスを通じて
情報発信の可能性を極めている人間です。
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それでは。