動画講義 |
人が幸せを感じるときの法則についてお話します。
Contents
幸せの実感には「愛」が必要
私達が幸せを実感できる時とは、「愛を実感できる時」です。
その「愛を実感できる時」とは
- 自分に対する愛
- 誰かに対する愛
- 人生に対する愛
- 時間に対する愛
- 趣味や、特定の物事に対する愛
などが、それに当たります。
自分に対する愛
まず、自分に対する愛とは、自分のことを受け入れ、自分のことを好きでいるという状態のことです。
誰かに対する愛
誰かに対する愛とは、家族、友人、恋人など、特定の誰かに対して愛している状態を実感できるときのことです。
自分が愛することができる人たちが周りにいるときに幸せを実感できるということです。
人生に対する愛
人生に対する愛とは、自分の生き方を肯定できる時がそれにあたります。
時間に対する愛
次に、時間に対する愛とは、今自分が過ごしているこの瞬間に対して愛を向けることができる状態のことです。
趣味や特定の物事に対する愛
その他、趣味や特定の物事に対する愛です。
例えば、絵を書いたり、本を読んだり、ゲームをしたり、ファンのアーティストのライブに行ったり…本当に大好きなものに対して向ける愛がこれにあたります。
そういった愛を実感できる時、私達は幸せを感じることができます。
幸せには自由が必要
私達が幸せを実感できるときとは、自由な時、ということになります。
この自由というのは、経済的にも時間的にも人間関係的にも健康的にも自由だということです。
その愛する対象に集中できる時、人は幸せを感じることができます。
その対象に対する愛を阻害された時、人は悩みを感じます。
例えば、お金がなくて、時間がなくて、不健康で、いるときというのは、愛を実感できる余裕を持てないので、人は悩みや苦しみを感じます。
その悩みや苦しみを「欲求が満たされない」と知覚し、それを解決して「満たされる」ために、私達は「行動」します。
愛と欲求の関係
愛と欲求というのは、近くもありますし、表裏一体の概念でもあります。
私達の抱くさまざまな欲求とは、愛を感じるための条件であり、動機と言えます。
私達が何かの欲求を抱く時、それは「満たされない」という思いから始まります。
・食欲が満たされないから何かを食べたい
・一人で寂しくて誰かといたいから、一緒にいられる人を探す
・欲求不満なので、それを解決したい
その欲求を埋め合わせるために、私達は行動します。
欲求の経験というのは、満たしても一時的なものです。
また次の欲求が現れてきます。
ですが、愛の経験というのは、その愛を実感できる経験を通じて、自分の中に積み重ねて行くことができます。
「愛しています」が嬉しい理由
私達が「愛しています」と言われて嬉しいのはなぜなのでしょうか?
それは、まず親和的欲求(誰かと一緒にいたい、という欲求)が満たされるからです。
それと同時に、本質的には、「愛しています」と言われることで「自分に対する愛」を肯定されることで喜びを得られるのです。
「自分は、愛されるに足る存在なのだ」という実感によって、私達は自分に対する愛を肯定されることになり、喜びを感じるということです。